コラム

『“早期診断”の最前線』 第9回

野田

池村先生、今回は、早期診断の技術を「どう日常生活に根づかせるか」という視点でお話を伺います。いくら優れた技術でも、使われ続けなければ意味がないという話ですよね。

池村

はい、ここは非常に重要なポイントです。これまでご紹介してきた歩行、音声、心拍、指先のデータも、継続的に取得されることで初めて価値が出るものなんです。

野田

たしかに。単発ではなく、日々の変化を見ることが“兆候”を捉える鍵なんですね。

池村

おっしゃる通りです。ですが現実には、たとえばスマートウォッチの装着を忘れる、アプリの入力が面倒に感じる、フィードバックがないからモチベーションが下がる、といった課題があります。これらは、医療というより「UX設計※」の話に近いかもしれません。 ※編集部注:「UX」とはユーザーエクスペリエンス=利用体験のこと。製品やサービスを通じてユーザーが得る体験(使いやすさや満足感など)を最…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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