コラム
『“早期診断”の最前線』 第11回
池村剣之介
公開 2026年4月18日
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野田 池村先生、これまでデジタルバイオマーカーの可能性についてさまざまな角度からお話をうかがってきました。今回は、それらを「医療現場で実際に使えるようにするには何が必要か」というお話ですね。
池村 はい。ここからは、研究段階から実用段階へ移行する上でのハードルについてお話ししたいと思います。どれだけ技術的に優れていても、それが医療の中で使われるためには、エビデンス、制度、倫理の3つの要素をクリアする必要があります。
野田 やはり最初の関門は「エビデンス」でしょうか?
池村 その通りです。多くの研究は、まだパイロットスタディや限定的な被験者数で行われています。今後、多施設・多人種・多世代にわたる大規模データの蓄積が求められます。信頼性・再現性を確保したうえで、第三者による検証や論文発表などがあって初めて、医療者や規制当局が評価できるわけです。
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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