『パーキンソン病と睡眠』 第8回
第8回 PD患者の睡眠と認知症リスク──脳の“夜のメンテナンス”が果たす役割
池村先生、前回はご家族やパートナーの「眠れなさ」について、本当に心に響くお話をいただきました。
今回は「睡眠と認知症リスク」というテーマでお話をうかがいます。
睡眠が脳の健康に大きな影響を与えるという話は最近よく聞くようになりましたが、パーキンソン病との関係はどうなのでしょうか?
今回は「睡眠と認知症リスク」というテーマでお話をうかがいます。
睡眠が脳の健康に大きな影響を与えるという話は最近よく聞くようになりましたが、パーキンソン病との関係はどうなのでしょうか?
これはとても重要なテーマです。
実は、睡眠は「脳のメンテナンスタイム」だということが、近年の研究で明らかになってきました。
脳内の老廃物、特に認知症の原因とされるアミロイドβやタウタンパク質といった物質が、睡眠中に洗い流される仕組みがあるんです。
実は、睡眠は「脳のメンテナンスタイム」だということが、近年の研究で明らかになってきました。
脳内の老廃物、特に認知症の原因とされるアミロイドβやタウタンパク質といった物質が、睡眠中に洗い流される仕組みがあるんです。
いわば、脳の“掃除タイム”というわけですね。
そうです。
特にノンレム睡眠の深い段階では、グリンパティック系という排出システムが活性化し、老廃物が脳脊髄液に取り込まれて除去されます。
もしこの「掃除の時間」が短くなったり質が落ちたりすると、老廃物が蓄積しやすくなり、長期的には認知機能に悪…
特にノンレム睡眠の深い段階では、グリンパティック系という排出システムが活性化し、老廃物が脳脊髄液に取り込まれて除去されます。
もしこの「掃除の時間」が短くなったり質が落ちたりすると、老廃物が蓄積しやすくなり、長期的には認知機能に悪…
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