コラム

『パーキンソン病と睡眠』 第6回

野田

池村先生、今回は「パーキンソン病治療薬と睡眠の関係」がテーマです。患者さんやご家族から、「薬を飲んだら眠れるようになった」「逆に夜眠れなくなった」という声もよく聞くのですが、治療薬が睡眠に与える影響というのは、そんなに大きいものなんでしょうか?

池村

非常に大きいですね。パーキンソン病の治療薬は、中枢神経に直接作用する薬が多いため、眠気を強めたり、逆に睡眠を妨げたりすることがあるんです。これは薬の種類、服用の時間帯、量、個人の感受性などによって変わります。

野田

「ドパミン」が関係しているということですか?

池村

はい、まさにそこです。パーキンソン病ではドパミンという神経伝達物質が不足しているため、それを補う薬が基本になります。主なものはレボドパ製剤とドパミンアゴニストですが、このドパミンという物質自体が、実は睡眠と覚醒の調整にも関わっているんです。

野田

ということは、薬…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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