『パーキンソン病と睡眠』 第6回
第6回 パーキンソン病治療薬と睡眠の複雑な関係──「効く薬」が「眠り」にもたらす光と影
池村先生、今回は「パーキンソン病治療薬と睡眠の関係」がテーマです。
患者さんやご家族から、「薬を飲んだら眠れるようになった」「逆に夜眠れなくなった」という声もよく聞くのですが、治療薬が睡眠に与える影響というのは、そんなに大きいものなんでしょうか?
患者さんやご家族から、「薬を飲んだら眠れるようになった」「逆に夜眠れなくなった」という声もよく聞くのですが、治療薬が睡眠に与える影響というのは、そんなに大きいものなんでしょうか?
非常に大きいですね。
パーキンソン病の治療薬は、中枢神経に直接作用する薬が多いため、眠気を強めたり、逆に睡眠を妨げたりすることがあるんです。
これは薬の種類、服用の時間帯、量、個人の感受性などによって変わります。
パーキンソン病の治療薬は、中枢神経に直接作用する薬が多いため、眠気を強めたり、逆に睡眠を妨げたりすることがあるんです。
これは薬の種類、服用の時間帯、量、個人の感受性などによって変わります。
「ドパミン」が関係しているということですか?
はい、まさにそこです。
パーキンソン病ではドパミンという神経伝達物質が不足しているため、それを補う薬が基本になります。
主なものはレボドパ製剤とドパミンアゴニストですが、このドパミンという物質自体が、実は睡眠と覚醒の調整にも関わっているんです。
パーキンソン病ではドパミンという神経伝達物質が不足しているため、それを補う薬が基本になります。
主なものはレボドパ製剤とドパミンアゴニストですが、このドパミンという物質自体が、実は睡眠と覚醒の調整にも関わっているんです。
ということは、薬でドパミンが増えると、覚醒が強くなって眠れなくな…
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