コラム

『パーキンソン病と睡眠』 第4回

野田

池村先生、今回は「睡眠と運動リズムの関係」がテーマです。パーキンソン病の患者さんにとって、「動けない」ことで活動量が減ってしまい、それが睡眠にも影響しているというお話を、よく耳にします。

池村

はい、非常に重要な視点ですね。人間の身体は「昼に活動し、夜に休息する」というリズムの上で動いています。ところがパーキンソン病では、日中の運動量がどうしても低下しがちで、その結果、夜の眠気が十分に高まらず、“寝たいのに眠れない”という状態に陥ることが多いんです。

野田

なるほど、夜ぐっすり眠るためには、昼の過ごし方がカギを握っているというわけですね。

池村

まさにその通りです。特に大事なのは、「朝に光を浴びて、身体を動かすこと」です。朝、光を浴びるとそれまで分泌されていた睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑えられ脳は覚醒します。これは体内時計をリセットする効果があります。そして夜の睡眠ホル…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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