『パーキンソン病と睡眠』 第3回
第3回 昼夜逆転、日中の過眠──生活リズムの崩れとの付き合い方
池村先生、前回は「夢を演じてしまう」レム睡眠行動障害について、とても印象深いお話をいただきました。
今回は視点を変えて、夜ではなく「昼の眠気」や「昼夜逆転」といった生活リズムの崩れについてお伺いできればと思います。
今回は視点を変えて、夜ではなく「昼の眠気」や「昼夜逆転」といった生活リズムの崩れについてお伺いできればと思います。
はい、これは実際の臨床でも、患者さんから非常によく聞く悩みのひとつですね。
夜は眠れず、朝方やっと寝ついたかと思えば、昼間に眠くて活動できない。
そして夜になってもまた眠れない……という悪循環に陥る方が少なくありません。
夜は眠れず、朝方やっと寝ついたかと思えば、昼間に眠くて活動できない。
そして夜になってもまた眠れない……という悪循環に陥る方が少なくありません。
いわゆる「睡眠相後退」や「昼夜逆転」といった状況でしょうか?
そうですね。
パーキンソン病の患者さんでは、睡眠の質がもともと低下していることに加え、脳の“体内時計”を司る部分──たとえば視交叉上核(しこうさじょうかく)といった部位の形態や機能にも影響が出ていると考えられています。
その結果、睡眠と覚醒のリズムそのものが乱れやすいのです。
パーキンソン病の患者さんでは、睡眠の質がもともと低下していることに加え、脳の“体内時計”を司る部分──たとえば視交叉上核(しこうさじょうかく)といった部位の形態や機能にも影響が出ていると考えられています。
その結果、睡眠と覚醒のリズムそのものが乱れやすいのです。
なるほど、神経変性による生物学的なリズム…
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