コラム
『パーキンソン病と睡眠』 第2回
池村剣之介
公開 2026年1月8日
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野田 池村先生、前回は「なぜパーキンソン病で眠れないのか?」をテーマに、睡眠障害のメカニズムを深く教えていただきました。今回は、パーキンソン病のなかでも特に特徴的とされる睡眠症状、「レム睡眠行動障害(RBD)」についてお話をうかがいたいと思います。
池村 はい、RBDは一般的にはあまり知られていませんが、実はパーキンソン病の初期、あるいは発症前から見られることがある重要な症状です。患者さん自身よりも、むしろご家族が先に気づくケースも多いんですよ。
野田 夢を見ているときに、実際に体が動いてしまう、という現象ですよね。どのような形で現れるのでしょうか?
池村 たとえば、寝ている最中に「叫ぶ」「手足をバタバタ動かす」「夢の中で誰かと戦っていて、実際にベッドから落ちる」といったエピソードが報告されます。本来、レム睡眠中(夢を見ている時間)は脳は活動していても筋肉は抑制されて動かないのが正…
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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