コラム

『パーキンソン病と睡眠』 第12回

野田

池村先生、全12回の連続インタビューもいよいよ最終回となりました。ラストは「睡眠障害とうつ・不安」との関係、心のケアに焦点を当てたいと思います。これまでのお話のなかでも、睡眠とメンタルヘルスのつながりは何度も登場しましたが、あらためてこのテーマ、なぜ重要なのでしょうか?

池村

おっしゃる通り、このつながりは非常に本質的な問題です。実際、パーキンソン病の患者さんのうち、うつ症状や不安障害を抱える方は30〜50%にのぼるという報告もあり、それは睡眠障害と密接に関係しています。つまり、「眠れないから不安になる」「不安だから眠れない」、この悪循環が生まれやすいんですね。

野田

「夜、考えごとが止まらなくなる」「翌日のことが気になって眠れない」そういう声を、患者さんからよく聞きます。

池村

はい。そして、それが何日も、何週間も続くと、「眠れない自分」を責めてしまう方も少なくありません…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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