『パーキンソン病と睡眠』 第11回
第11回 若年性パーキンソン病と睡眠の質──働き盛り世代の悩みに光をあてて
池村先生、いよいよシリーズも終盤に入ってきました。
今回は、「若年性パーキンソン病と睡眠」がテーマです。
先生の臨床経験の中でも、若い患者さんが抱える睡眠の問題には特徴があると感じますか?
今回は、「若年性パーキンソン病と睡眠」がテーマです。
先生の臨床経験の中でも、若い患者さんが抱える睡眠の問題には特徴があると感じますか?
はい、非常に感じます。
若年性パーキンソン病、つまりおおむね50歳代以下で発症される方の場合、病気の影響に加えて、仕事・家庭・社会的役割とのバランスをどうとるかという課題が非常に大きくのしかかっています。
そして、その“重さ”が、睡眠にも直結するんですね。
若年性パーキンソン病、つまりおおむね50歳代以下で発症される方の場合、病気の影響に加えて、仕事・家庭・社会的役割とのバランスをどうとるかという課題が非常に大きくのしかかっています。
そして、その“重さ”が、睡眠にも直結するんですね。
たしかに、働き盛りの世代では、「明日も仕事がある」「子どもの世話がある」「自分が倒れたらどうしよう」というプレッシャーが強く、頭が冴えてしまって眠れない、ということがありそうですね。
おっしゃる通りです。
若年性の方では、レム睡眠行動障害などの神経学的な要因に加え、心理的な負荷や社会的ストレスが複雑に絡み合って、睡眠の質を大きく下げているケースが多く見られます。
しか…
若年性の方では、レム睡眠行動障害などの神経学的な要因に加え、心理的な負荷や社会的ストレスが複雑に絡み合って、睡眠の質を大きく下げているケースが多く見られます。
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