コラム

『パーキンソン病と睡眠』 第10回

野田

池村先生、今回は、少し未来志向の話題として、“テクノロジーで睡眠を見える化する”というテーマでお話を伺いたいと思います。

池村

はい、これは非常に可能性のある分野です。特に、パーキンソン病のように症状の現れ方が多様で、主観的な体験が多い疾患では、「客観的なデータ」を取ることがとても重要になってきます。睡眠という“ブラックボックス”に、光を当てる手段が増えてきました。

野田

ウェアラブルデバイスやスマホのアプリなど、一般の方でも使えるものが増えていますよね。医療現場でも、そうしたツールは活用されているのでしょうか?

池村

はい、実際に使っています。たとえばApple WatchやFitbit、Withingsなどのデバイスでは、心拍や体動、呼吸数から「眠りの深さ」「中途覚醒の頻度」「いびきの有無」などを推定することができます。医療用では、より精密なアクチグラフや睡眠モニターを用…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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