コラム
2026年1月5日
池村剣之介
『パーキンソン病と睡眠』 第1回
第1回 なぜパーキンソン病で「眠れない」?
野田: 池村先生、今回から新シリーズ「パーキンソン病と睡眠」が始まりました。第1回のテーマはずばり、「なぜパーキンソン病で眠れないのか?」です。これは、患者さんご本人はもちろん、同居するご家族からも本当によく聞く悩みですよね。 池村: はい、まさに「眠れない」はパーキンソン病の“見えない症状”の代表格とも言える重要なテーマです。運動症状は周囲からも分かりやすいのですが、睡眠障害は本人の訴えがなければ気づかれにくく、実際、早期から睡眠の質が悪くなっている方が多いです。特に、本人が寝ていると思っている時間でも、気づかないくらいの短い覚醒(睡眠の断片化)がとくに早期から起きていることが知られてきています。 野田: 初期から、ですか? 池村: はい。特に「睡眠の断片化」や「眠りが浅い」といった非特異的な症状が出るのは早い段階からですね。なかには、診断される何年も前から「ぐっすり眠れなくなった」「夜中に怖い夢をみて飛び起きた(レム睡眠行動…
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