コラム
『“早期診断”の最前線』 第5回
池村剣之介
公開 2026年3月4日
約3分で読めます
野田 池村先生、これまで「歩行」「音声」「指先の動き」と見てきましたが、今回は「心拍」に注目するんですね。心臓の動きからパーキンソン病がわかる、というのはちょっと意外でした。
池村 そう感じる方も多いと思いますが、実はパーキンソン病は“自律神経の病気”としての側面もあるんです。特に発症初期から、便秘や起立性低血圧、発汗異常といった自律神経症状が出やすく、その変化をとらえるのがHRV──心拍変動(Heart Rate Variability)なんです。
野田 HRV、つまり「心拍リズムのばらつき」を見るんですね。
池村 はい。自律神経が正常に働いていると、心拍の速さは1拍ごとに微妙に変化しています。それがリズムよく“ゆらいでいる”状態です。ところが、自律神経機能が低下すると、この変動が小さくなってくる。パーキンソン病では、この“ゆらぎの減少”がかなり早い段階から始まっていることがわか…
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
この記事の続きは、アプリでお読みいただけます
olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。
パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン
知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。
診断されたばかりの方へ
診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。