コラム
『“早期診断”の最前線』 第3回
池村剣之介
公開 2026年2月25日
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野田池村先生、今回のテーマは「音声解析による早期診断」です。日常の“通話音声”が診断に使えるという話、ちょっと驚きました。
池村 そうですよね。でも実は、パーキンソン病は声にも早くから変化が出る病気なんです。典型的なのは「声が小さくなる」「抑揚がなくなる」「言葉がはっきりしない」といった症状。これらはご本人も気づきにくいんですが、客観的に分析するとかなり早い段階から兆候が現れていることがわかってきました。
野田 なるほど。でも、そうした声の変化をどうやって捉えるんですか?
池村 鍵となるのは、スマートフォンを使った音声のパッシブ解析です。たとえば2024年に『Movement Disorders』誌で発表された研究では、iRBD(特発性レム睡眠行動障害)と診断された人や初期のパーキンソン病患者、健常対照者の通話音声を3か月にわたって自動収集しました。
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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