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AMIのつぶやきVol.7 『やりたいこと』がリハビリを変えたCさん
セラピスト 2026年3月14日 AMI 音声あり

AMIのつぶやきVol.7 『やりたいこと』がリハビリを変えたCさん

こんにちは、アミです。 今日は、私が14年間の臨床経験の中で出会った、とても印象深い患者さんのお話をさせていただきたいと思います。 Cさん(70代男性)は、パーキンソン病の診断を受けて3年が経った頃、回復期リハビリ病棟に入院されました。 最初にお会いした時、Cさんは「もう何もできなくなった」「リハビリをしても意味がない」と、とても落ち込まれていました。 でも、Cさんとの関わりを通して、私自身も「リハビリの本当の意味」を改めて学ばせていただくことになったのです。 もしかすると、今この記事を読んでくださっているあなたも、同じような気持ちを抱えていらっしゃるかもしれません。Cさんの体験が、少しでもあなたの心に寄り添えればと思います。

最初は「やらされている」リハビリだったCさんとの初回面談で、私は驚くほど短い言葉しか返してもらえませんでした。
「歩く練習、頑張りましょう」「はい」。
「手の動きを良くしていきましょう」「はい」。
でも、その「はい」には全く力がこもっていませんでした。
後でご家族にお話を伺うと、Cさんは元々とても活動的な方で、定年退職後も地域のボランティア活動に熱心に取り組まれていたそうです。
特に、近所の子どもたちに将棋を教えることが何よりの楽しみだったとのこと。
しかし、手の震えがひどくなり、駒を思うように動かせなくなってからは、将棋から遠ざかってしまわれていました。
そこで私は、従来の機能訓練とは違うアプローチを試してみることにしました。
「Cさん、私、将棋のルールがよくわからないんです。
教えていただけませんか?」この一言から、Cさんの表情が少しずつ変わっていきました。
「教える」ことで取り戻した自分らしさ…

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