AMIのつぶやきVol.4 『できた!』を感じる運動の組み立て方

なぜ「できた!」が大切なのか?脳への良い刺激を考えるパーキンソン病では、ドーパミンという脳内物質の減少により、動作の開始や継続が困難になります。
しかし興味深いことに、達成感や満足感を感じた時にも、脳内では報酬系が活性化されるのです。
私が担当していた70代の男性患者さんは、「腕立て伏せ1回もできない」と落ち込んでいましたが、壁を使った腕立て伏せから始めて、「今日は5回できた!」という小さな成功を積み重ねることで、3ヶ月後には床での腕立て伏せができるようになりました。
この「できた!」という感覚は、単なる気持ちの問題ではありません。
成功体験は脳の可塑性を促進し、新しい神経回路の形成を助けます。
特にパーキンソン病の方にとって、この脳の adaptability(適応性)は症状の進行を遅らせる重要な要素となるのです。
運動を続ける意欲も、この達成感から生まれてくるものです。
現実的な目標設定…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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