症状に合わせて刺激を変える適応型DBSが前進
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、患者の脳活動を読み取り、必要な強さの電気刺激を自動で調整する「適応型脳深部刺激療法」を開発しました。従来の脳深部刺激療法は一定の刺激を続けますが、新しい装置は薬の効き具合や症状の変化をリアルタイムで検知し、刺激量を増減します。
パーキンソン病患者4人を対象とした試験では、従来型の刺激と比べ、参加者が最も困っていると答えた症状が約50%軽減しました。薬が効いている時間には刺激を弱め、不随意運動を抑えながら、薬の効果が切れると刺激を強め、震えやこわばりを防ぐ仕組みです。日常生活の中で閉ループ型の装置が機能した点も重要です。
別の研究では、装置が睡眠中の脳活動や夜中に目覚めやすい状態を識別できる可能性も示されました。将来は、昼間の運動症状だけでなく、不眠などの非運動症状にも対応できることが期待されます。ただし、試験人数は少なく、広く使われるまでには安全性や長期効果を確認する必要があります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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