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パーキンソン病を全身の病気として捉える新たな視点

European Medical Journalは、パドヴァ大学病院でパーキンソン病・運動障害部門を率いるアンジェロ・アントニーニ(Angelo Antonini)教授へのインタビューを掲載しました。教授は、パーキンソン病を脳内のドーパミン不足だけで説明するのではなく、便秘、レム睡眠行動障害、嗅覚低下、起立性低血圧など、運動症状より前から全身に現れる変化を含む「多臓器の病気」と捉える必要があると指摘しています。

また、病気が腸から始まるタイプと脳から始まるタイプがある可能性を挙げ、皮膚や腸などの組織から異常なαシヌクレインを検出する技術が、将来の早期診断に役立つと説明しました。ただし、症状が出る前に診断できても、病気の進行を抑える治療が十分に確立していない点は課題です。

治療では、震えや動きにくさだけでなく、不安、痛み、睡眠障害、認知機能の低下など、見えにくい非運動症状も重視すべきだとしています。薬を1日5回以上飲む、オフ時間が2時間以上ある、つらいジスキネジアが1時間以上ある場合は、脳深部刺激療法や持続投与治療などを検討する目安になります。今後は、遺伝子や発症経路の違いに応じて、一人ひとりに合った治療を選ぶ精密医療の実現が期待されます。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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