多系統萎縮症治療薬候補YA-101 第2相試験の患者登録が完了
AIを活用した中枢神経疾患の創薬を進めるDasher Neuroscience Holdings Inc.は、多系統萎縮症(MSA)の治療薬候補「YA-101」の国際第2相臨床試験で患者登録を完了したと発表しました。試験には米国、日本、台湾の医療機関から90人の患者が参加し、安全性や忍容性、薬物動態、有効性について評価が行われます。結果の概要は2027年第1四半期に公表される予定です。
YA-101は、神経炎症を抑え神経の働きを保護することを目指す新しいタイプの薬剤で、米国FDAからファストトラック指定を受けているほか、日本、米国、欧州で希少疾病用医薬品の指定も取得しています。MSAはパーキンソン病と似た症状を示しますが、進行が速く、現在は病気の進行を抑える承認薬がないことから、新たな治療法の開発が期待されています。
今回の発表は患者登録完了という開発上の節目であり、薬の有効性が確認されたことを意味するものではありません。今後は第2相試験の結果を慎重に評価し、第3相試験へ進めるかどうかが判断されます。また、同社ではパーキンソン病を対象とした候補薬「YA-102」の開発も進めており、神経変性疾患に対する新たな治療の選択肢が広がることが期待されています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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