新薬候補タバパドンが初期患者の運動症状を改善
初期のパーキンソン病を対象とした第3相試験で、新薬候補タバパドンが運動症状を改善したと報告されました。タバパドンは、ドパミン受容体のうちD1とD5を選択的に刺激する1日1回の飲み薬です。13か国75施設で、発症から3年未満の患者304人を対象に、27週間投与されました。
26週時点で、日常生活と運動機能を合わせた評価尺度は、タバパドン群で平均10.3点改善し、偽薬群の1.2点改善を上回りました。患者自身が「大きく改善した」と答えた割合も、タバパドン群46%、偽薬群19%でした。眠気や衝動制御障害は比較的少なく、従来のD2・D3作動薬で問題になりやすい副作用を抑えられる可能性があります。
一方、吐き気、頭痛、めまいなどの副作用は多く、タバパドン群の38%が試験を中止しました。幻覚も4%にみられています。効果は明確でしたが、すべての患者が続けやすい薬とは限らず、より緩やかな増量方法や長期使用時の安全性を確かめる必要があります。現在、長期試験も進められています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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