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慢性疲労症候群に脳の老廃物除去機能低下の可能性

慢性疲労症候群(ME/CFS)は、強い疲労感が長期間続き、仕事や日常生活に大きな支障をもたらす疾患です。記憶力や集中力の低下、ブレインフォグ、睡眠障害、頭痛、関節痛など多様な症状が現れますが、長年にわたり精神的な問題と誤解されることも少なくありませんでした。今回、オーストラリアのグリフィス大学の研究チームは、脳内の老廃物を排出する「グリンパティックシステム」に着目しました。この仕組みは脳脊髄液を利用して不要な物質や死んだ細胞を洗い流す脳の清掃システムとして知られています。研究ではME/CFS患者31人と健康な27人をMRIで比較した結果、患者ではグリンパティック機能の低下が確認されました。さらに、この異常は脳の右半球に偏っており、睡眠障害やブレインフォグが重い患者ほど機能低下が強い傾向も確認されました。同様の左右差はパーキンソン病やALSでも報告されています。今回の発見は、客観的な診断指標が乏しかったME/CFSにおいて、新しい診断技術や治療法の開発につながる可能性があります。睡眠の質が脳の健康維持に重要な役割を果たしていることを示す研究成果としても注目されています。詳しい内容は元記事をご覧ください。

出典

  • Gigazine (キラン・タパリヤ (Kiran Thapaliya) / 2026-07-09)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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