PDニュース
海外
2026年7月1日
Phys.org
音声あり
異常タンパク質を分解する酵素開発がALSとパーキンソン病治療に前進
米ワシントン大学の研究チームは、ALSやパーキンソン病に関係する異常タンパク質を分解できる酵素候補を高速で探索する新技術を開発しました。神経変性疾患の根本原因に迫る研究として注目されており、将来的な治療法開発への応用が期待されています。
米ワシントン大学セントルイス校の研究チームは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)やパーキンソン病の原因となる異常タンパク質を分解する酵素の開発を大きく前進させる新しい技術を発表しました。
研究成果は学術誌Molecular Cellに掲載されました。
神経変性疾患では、本来正しく働くはずのタンパク質が異常な形に折りたたまれ、脳や神経細胞内に蓄積することが知られています。
パーキンソン病ではαシヌクレイン、ALSではTDP-43と呼ばれるタンパク質が代表的です。
これらの異常タンパク質が神経細胞を傷つけ、病気の進行につながると考えられています。
研究チームが注目したのは、酵母が持つ「Hsp104」という酵素です。
この酵素はタンパク質の塊を分解する能力を持ち、さらに正常な形へ再び折りたたむ働きも期待されています。
これまでもHsp104を改良して治療へ応用する研究は行われてきましたが、最適な酵素を見つけ…
元記事
アプリでこの記事を音声で聞けます
記事を最後まで読む、音声で聞く、気になる記事を保存する。パーキンソン病と向き合う日々の情報を、アプリの中でまとめて受け取れます。
全文を読む音声で聞く