iPS創薬からアルツハイマー治療薬候補、最終治験へ

京都大学iPS細胞研究所と東和薬品は、家族性アルツハイマー病の新たな治療法を目指し、パーキンソン病治療薬「ブロモクリプチン」を用いた最終段階の臨床試験(治験)を2025年5月から開始したと発表しました。
この治験は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用して有効な薬剤を探索する「iPS創薬」から生まれた初の最終治験で、研究所副所長の井上治久氏は「できるだけ早く承認申請に結びつけたい」と述べています。
治験は三重大病院を含む全国の複数医療機関で2028年3月まで実施される予定で、対象は遺伝子変異を持つ家族性アルツハイマー病の患者24人です。
参加者は、ブロモクリプチンを1年間服用するグループと、偽薬を服用するグループに分け、有効性と長期の安全性を評価します。
パーキンソン病に対するドパミン作動薬として長年使われてきたブロモクリプチンは、iPS細胞を用いた神経細胞モデルでアルツハイマー病への作用…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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