白質構造と代謝活動の関係に迫る パーキンソン病の新たな画像研究

パーキンソン病の複雑な病理を解明するため、中国・哈爾浜医科大学第一医院の研究チームは、23名のPD患者と15名の健常者を対象に、先進的な多モーダル画像技術を用いた研究を行いました。
拡散テンソル画像(DTI)と18F-FDG PET/MRIを組み合わせたこの研究では、自動化線維定量(AFQ)により白質構造の微細な損傷を定量的に評価し、脳内のグルコース代謝との関連を分析しました。
結果、PD患者では右側の皮質脊髄束(CST)において平均拡散率(MD)と軸方向拡散率(AD)が有意に上昇し、特にCSTの頂葉部分(ノード67-100)で顕著な損傷が認められました。
同時に、PET分析では右側中央傍小葉と両側殻核での代謝亢進、右側距状回での代謝低下が確認され、これらの代謝パターンがCSPTC運動回路の異常を反映していることが示唆されました。
さらに、CSTの損傷度と中央傍小葉の代謝強度には正の相関が…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • 生物通 (生物通編集部 / 2025-06-04)
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