深部脳刺激がPD患者の歩行能力を改善する仕組み

ドイツのルール大学ボーフムとマールブルク・フィリップ大学の共同研究によって、パーキンソン病(PD)患者の運動障害を改善する深部脳刺激療法(DBS)の新たな作用メカニズムが明らかになりました。
DBSは、薬剤が効かなくなった患者に対して選択される外科的治療で、脳内に電極を埋め込み、脳の特定部位を電気的に刺激することで症状を緩和します。
本研究では、これまで刺激対象として一般的だった大脳基底核ではなく、「下丘(inferior colliculus)」と呼ばれる音を処理する領域に注目しました。
PDの影響を受けないこの領域を刺激することで、中脳歩行野(MLR)を活性化させる可能性があるとされています。
研究チームは光遺伝学と多電極測定を組み合わせ、神経活動を正確に記録。
刺激後、平均4.7ミリ秒の遅延で神経細胞が応答し、下丘からMLRへの機能的結合が確認されました。
結果として、下丘刺激により…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。