下手でも楽しく ダンスが支えるパーキンソン病の運動
パーキンソン病の運動支援として、音楽に合わせて踊るダンスが注目されています。ニューヨークで2001年に始まった「Dance for PD」では、フラダンスやタンゴなどを取り入れ、体重移動、バランス、歩幅、リズム、表現を無理のない範囲で練習します。
記事が紹介した長期研究では、週1回の教室に通った32人は、踊らなかった患者と比べ、発話、ふるえ、バランス、こわばりなどの運動症状が軽く、気分や生活の質にも改善がみられました。音楽のリズムが動作のきっかけとなり、自分の姿勢や足運びへ意識を向けやすくなることが理由の一つと考えられています。
ダンスは大脳基底核、小脳、運動野など複数の脳領域を同時に使い、歩行や協調運動を支える可能性があります。タンゴに限らず、楽しめる種類を選べることも継続の助けになります。ただし、ダンスは薬物療法やリハビリに代わる治療ではありません。転倒に注意し、体調や症状に合わせて、医師や理学療法士に相談しながら椅子に座った動きから始めることもできます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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