非接触センサーでパーキンソン病の進行を見守る新技術
パーキンソン病では、歩幅が小さくなる、歩く速度が遅くなる、すくみ足が現れるなど、歩行の変化が病気の進行を知る重要な手がかりになります。しかし、診察室での短時間の観察だけでは日常生活の状態を十分に把握することは難しいという課題がありました。
英国サリー大学などが参加する研究チームは、レーダーセンサーと深度カメラを活用し、患者が装置を身につけることなく歩行状態を計測できるシステムを開発しました。
研究では、軽症のパーキンソン病患者15人と健康な14人が4メートルの歩行試験を実施しました。患者は薬を服用した直後と薬の効果が弱くなった時間帯の両方で測定を行いました。
その結果、レーダーとカメラの両方が、パーキンソン病患者と健康な人の違いを検出できました。特にレーダーセンサーは、薬が効いている状態と効果が切れ始めた状態の違いまで捉えることに成功しました。
ウェアラブル機器は装着忘れや充電切れが課題となりますが、非接触型センサーであれば日常生活の中で継続的な観察が可能になります。
将来的には自宅で病気の進行や治療効果を確認し、一人ひとりに合わせた治療調整につながることが期待されています。
詳しい内容は元記事をご覧ください
出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
この記事をシェア
パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン
知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。