涙でパーキンソン病リスクを検出する新センサー開発
ブラジルのペロタス連邦大学の研究チームは、涙に含まれるドーパミン濃度を測る小型センサーを開発しました。導電性素材のグラフェンがドーパミンに反応して電気信号を出す仕組みで、人工涙液を使った実験では、パーキンソン病患者で報告される濃度に近い値を約3分で検出できました。
パーキンソン病では、震えや動作の遅れが現れる前からドーパミン神経の変化が進むと考えられています。採血より負担の少ない涙の検査が実用化されれば、繰り返し測定しやすく、異変を早く捉える手段になる可能性があります。
ただし、今回の研究は人工涙液で性能を確かめた段階であり、人の涙を使った大規模な臨床検証はこれからです。また、涙のドーパミン量だけでパーキンソン病を確定診断できるわけではありません。将来は家庭用キットへの展開も構想されていますが、医療機関での診察や他の検査と組み合わせて評価することが重要です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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