PDニュース 新着 音声あり · アプリで聴く

ウイルス感染がパーキンソン病発症の引き金になる可能性

パーキンソン病の発症には、遺伝や農薬などに加え、ウイルス感染が関係する可能性も以前から指摘されています。米テキサスA&M大学の研究チームは、マウスに自然感染するタイラー脳脊髄炎ウイルスを使い、黒質のドーパミン神経細胞が失われる過程を調べました。感染したマウスでは運動協調性が低下し、ウイルスが体内から消えた後も20週間にわたり、パーキンソン病に似た運動障害が続きました。

現在の動物研究では遺伝子改変や毒性物質を使う方法が中心ですが、今回のモデルは感染を起点とした神経変性を調べられる点が特徴です。ただし、この結果はマウスで確認されたもので、ウイルス感染だけで人のパーキンソン病が発症すると示したものではありません。感染による損傷に遺伝的要因や環境要因が重なり、発症につながる可能性を検証するための研究基盤といえます。将来は発症予防や炎症を抑える治療の研究にも役立つことが期待されます。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • ScienceAlert (デイビッド・ニールド(David Nield) / 2026-07-16)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play
診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。