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SIBOとパーキンソン病の意外な関係に注目

中国の健康メディア「功能医学生活加」は、2024年に学術誌「Frontiers in Endocrinology」に掲載された総説を紹介し、小腸内細菌異常増殖症(SIBO)と精神・神経疾患との関連について解説しました。

SIBOは、本来は細菌が少ないはずの小腸で細菌が過剰に増殖する状態です。腹部膨満感や便秘、下痢などの消化器症状を引き起こすことで知られていますが、近年は脳や神経への影響にも注目が集まっています。

総説では、うつ病、自閉スペクトラム症、パーキンソン病、アルツハイマー病などの患者でSIBOが繰り返し確認されていることが報告されました。研究者らは、小腸の細菌異常が炎症反応や代謝異常、ホルモンバランスの変化を通じて脳機能に影響する可能性を指摘しています。

特にパーキンソン病では、便秘が運動症状よりも前に現れることがあり、近年は腸から病気が始まるという「腸起源説」も研究されています。異常なαシヌクレインの蓄積や腸内環境の変化が迷走神経を介して脳へ影響する可能性が報告されており、今回の総説もその流れに沿った内容です。

ただし、現時点ではSIBOがパーキンソン病の直接的な原因であることは証明されていません。関連性が示されている段階であり、今後さらに大規模な研究が必要です。

それでも今回の報告は、パーキンソン病を脳だけの病気として捉えるのではなく、腸を含めた全身の病気として理解する重要性を示しています。便秘や腹部膨満感などの症状に悩む患者や家族にとって、腸内環境への関心を高めるきっかけとなる研究といえそうです。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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