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PDニュース 海外 2026年6月30日 News-Medical 音声あり

パーキンソン病患者増加の背景は「発症増加」ではない可能性

フランスとスウェーデンの全国データを解析した研究で、パーキンソン病患者数の増加は発症者の増加ではなく、生存期間の延長が主な要因である可能性が示されました。神経疾患ごとに患者増加の背景が異なることも明らかになり、今後の医療体制整備に重要な知見となりそうです。

パーキンソン病、多発性硬化症(MS)、運動ニューロン病(MND)の患者数が増加している背景には、それぞれ異なる要因があることが、フランスとスウェーデンの研究チームによる大規模解析で明らかになりました。
研究は両国の全国人口データを用いて2003年から2022年までの発症率、有病率、生存期間を調査したもので、欧州神経学会議(EAN 2026)で発表され、学術誌Neurologyにも掲載される予定です。
研究によると、パーキンソン病の患者数は増加しているものの、年齢構成の影響を補正すると新規発症率はむしろ低下傾向にありました。
研究者らは、患者数増加の主な理由は発症リスクの上昇ではなく、診断後の生存期間が延びているためだと考えています。
一方、多発性硬化症では患者数増加の大部分が治療の進歩による寿命延長で説明できました。
免疫調節薬や免疫抑制療法の発展が長期予後の改善に寄与しているとみられています…

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