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炎症を抑える新ペプチドがパーキンソン病治療の可能性示す
PDニュース 米国 2026年6月30日 Medical Xpress 音声あり

炎症を抑える新ペプチドがパーキンソン病治療の可能性示す

ブラジルの研究チームが、炎症を抑えるペプチド「Ac2-26」がパーキンソン病モデルマウスの神経細胞を保護する可能性を報告しました。現在の主流治療であるドーパミン補充とは異なる仕組みで脳を守る新たな治療戦略として期待されています。

ブラジルのサンパウロ連邦大学(UNIFESP)の研究チームは、パーキンソン病に関わる脳の炎症を抑える新たな治療候補として、「Ac2-26」というペプチドに注目した研究成果を発表しました。
研究結果は学術誌「Neuropharmacology」に掲載されています。
パーキンソン病では、脳内でドーパミンを作り出す神経細胞が徐々に失われることで、手の震えや動作の遅れ、すくみ足などの症状が現れます。
現在の標準治療であるレボドパは不足したドーパミンを補うことで症状を改善しますが、長期間使用すると効果が弱まったり、運動合併症が現れたりすることが課題となっています。
今回研究されたAc2-26は、体内で自然に作られるタンパク質「アネキシンA1」の一部を取り出したペプチドです。
研究チームはパーキンソン病モデルマウスを用いて検証を行い、このペプチドが神経炎症を抑え、ドーパミン神経の変性を軽減することを確認しま…

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