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PDニュース 日本 2026年6月30日 読売新聞オンライン 音声あり

パーキンソン病のよだれ症状に新治療 注射で負担軽減へ

パーキンソン病やALS、脳性まひなどでみられる慢性流涎(よだれ)に対し、新たな治療選択肢として注射薬ゼオマインが利用できるようになりました。唾液分泌を抑える作用があり、患者の日常生活や介護負担の軽減が期待されています。これまで有効な治療法が限られていた症状に対し、社会参加や生活の質の向上につながる可能性が注目されています。

パーキンソン病が進行すると、唾液を飲み込む力が低下し、よだれが口からあふれる「慢性流涎(りゅうぜん)」が現れることがあります。
この症状は見過ごされがちですが、患者本人だけでなく家族や介護者にも大きな負担を与えます。
慢性流涎では衣服や寝具が汚れやすくなり、頻繁な着替えや洗濯が必要になります。
また、口元の皮膚トラブルや会話・食事のしづらさに加え、人目を気にして外出を控えるなど、心理的な影響も少なくありません。
こうした中、2025年からボツリヌス毒素製剤「ゼオマイン」が治療に使用できるようになりました。
耳下腺などに注射することで唾液分泌に関わる神経伝達を抑え、唾液量を減らします。
効果は約4か月続くとされ、慢性流涎に対する新しい薬物療法として期待されています。
記事では、脳性まひの患者が治験参加後にタオル使用量が大幅に減少し、日常生活が改善した事例も紹介されています。
一方で、唾液が減りすぎたり…

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