診断後にアイアンマン完走 医師が伝える運動の力
米CBS Newsは、パーキンソン病と診断された麻酔科医で元米空軍軍医のサラ・ウィッティンガム医師(Sara Whittingham)が、運動を通じて病気と向き合う姿を紹介しました。
ウィッティンガム医師は2020年、46歳の時に片側の腕の震えに気付きました。当初は物忘れや歩行時の違和感を加齢や多忙な生活の影響だと思っていましたが、神経内科医の診察でパーキンソン病と診断されました。
診断直後は将来への不安や抑うつに苦しみましたが、その後、パーキンソン病患者を対象とした自転車運動研究に参加します。研究を主導したジェイ・アルバーツ医師(Jay Alberts)は、有酸素運動によって脳内活動が改善し、薬物治療後と似た変化が見られることに着目していました。
研究では、週3回以上、30〜40分間、毎分75回転以上で自転車をこぐ運動が病気の進行を遅らせる可能性が示されました。ウィッティンガム医師は「自転車に乗るほど元気が戻ってきた」と振り返っています。
運動への自信を取り戻した彼女は水泳やランニングにも挑戦し、やがてトライアスロンへ参加。2023年には世界最高峰のアイアンマン世界選手権を完走するまでになりました。さらに2024年には米国パラリンピック代表選考会にも出場しています。
現在は研究参加だけでなく患者支援活動にも力を入れ、マイケル・J・フォックス財団の政策フォーラムで講演するなど啓発活動を続けています。
この記事は、運動がパーキンソン病を治すわけではないものの、身体機能や精神面、生活の質の維持に大きな役割を果たす可能性を示しています。症状や体力は人それぞれ異なりますが、自分に合った目標を持ち、小さな一歩を積み重ねることの大切さを伝える内容となっています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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