米ユタ州でパーキンソン病集積を調査 環境要因にも注目

アメリカ・ユタ州ウェストバレーシティで、パーキンソン病患者が集中している可能性があるとして、州保健当局が調査を始めました。

対象となっているのは、3500 Southと4800 West周辺の地域です。住民から「周辺で患者が多いのではないか」という声が寄せられたことをきっかけに、ユタ州保健福祉局が詳しい分析に乗り出しました。

州疫学責任者のシドニー・クリスチャンセン(Sydnee Christiansen)氏は、「現時点では、本当に発症率が高いかどうかはまだ分からない」と説明しています。

現在は年齢、性別、生活環境、周辺環境など、さまざまな要因を調査中で、正式な結論には時間がかかる見通しです。

パーキンソン病は、脳内でドーパミンを作る神経細胞が減少することで起こる神経変性疾患で、震え、歩行障害、バランス低下、発話障害などを引き起こします。

記事によると、ユタ州は全米でもパーキンソン病による死亡率が最も高い州の一つとされています。

州は現在、「ユタ・パーキンソン病レジストリ」への登録協力も呼びかけています。研究者らは、症状が始まった時期と診断時期の間に大きな空白があると指摘しており、「いつから症状が始まっていたのか」を把握することが、原因解明に役立つ可能性があるとしています。

パーキンソン病では、農薬や有機溶剤、地下水汚染などの環境要因との関連が過去にも指摘されてきました。ただし、今回の地域で環境要因との直接的な関連が確認されたわけではありません。

専門家は、現段階では過度な不安を避けつつ、正確なデータ収集を進めることが重要だとしています。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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