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寝言はなぜ起こる?研究が明かす睡眠中の脳の働き

私たちは眠っている間も、ときどき言葉を発します。寝言は医学的には「睡眠時発語(ソムニロキー)」と呼ばれ、多くの人が一生に一度は経験する身近な現象です。記事では、なぜ人が寝言を話すのかについて最新の研究成果を紹介しています。

大規模調査によると、成人の約66%が人生のどこかで寝言を経験し、子どもでは約半数に見られるとされています。研究者は寝言がレム睡眠だけでなく、ノンレム睡眠中にも起こることを確認しています。2017年にフランスの研究チームが行った解析では、睡眠中に発せられた言葉の中で最も多かったのは「No(嫌だ、違う)」でした。また、質問や会話形式の発言も多く、睡眠中でも脳の言語ネットワークが活動していることが示されました。

寝言が起こる理由については複数の仮説があります。ひとつは記憶の整理や学習内容の定着過程が言葉として現れるという説です。また、夢の中で危険を想定し対応を練習する「脅威シミュレーション説」も提唱されています。さらに、睡眠中に身体の動きを抑制する仕組みが一時的に不完全になることで声が漏れるという考え方もあります。

パーキンソン病との関係で特に注目されるのは、寝言に加えて手足を激しく動かしたり、夢の内容を実際に行動に移したりするレム睡眠行動障害(RBD)です。RBDはパーキンソン病やレビー小体型認知症の発症より10年以上前から現れることがあり、重要な前駆症状として知られています。

今回の記事は、寝言そのものは多くの場合心配のない現象である一方、睡眠中の異常行動が脳の健康状態を映し出す可能性があることを教えてくれます。睡眠は脳のメンテナンス時間でもあり、睡眠中の変化に目を向けることが早期発見につながる場合もあります。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • Forbes (Scott Travers (Scott Travers) / 2026-06-17)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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