マイケル・J・フォックス財団がパーキンソン病研究に180万ドル助成
米メイン州に本拠を置くジャクソン研究所(Jackson Laboratory)は、パーキンソン病研究を推進するため、マイケル・J・フォックス財団(Michael J. Fox Foundation)から180万ドルの研究助成金を獲得したと発表しました。
今回の研究は、ジャクソン研究所とニューヨーク幹細胞財団(New York Stem Cell Foundation)の共同プロジェクト「JAX-NYSCF Collaborative」を通じて進められます。この共同研究は、人の病気を再現する細胞モデルの開発を目的としており、新たな治療法の発見につながる基盤研究として期待されています。
助成金は、パーキンソン病の遺伝的リスク因子として最もよく知られているGBA1遺伝子に焦点を当てた研究に活用されます。GBA1の変異はパーキンソン病発症リスクを高めることが知られていますが、どのような仕組みで神経細胞に影響を与えるのかは十分に解明されていません。
研究チームは、パーキンソン病に関連する脳細胞を作製し、病気の仕組みを詳しく調べるための評価系(アッセイ)を標準化する計画です。これにより、遺伝子変化が細胞内でどのような異常を引き起こすのかを解析しやすくなり、創薬研究の効率向上が期待されます。
また、この研究にはカナダのマギル大学モントリオール神経学研究所の創薬チームも参加し、開発されたモデルや評価法の再現性を独立して検証します。複数の研究機関で同じ結果が得られることは、将来の治療薬開発において重要な意味を持ちます。
近年、パーキンソン病研究ではGBA1関連の病態解明や治療法開発が活発に進められています。今回の助成は新薬開発そのものではありませんが、病気の理解を深め、将来的な治療法創出につながる重要な基盤研究として注目されます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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