腸内細菌が薬の効果に影響 パーキンソン病研究

パーキンソン病治療の中心的な薬であるレボドパの効果に、腸内細菌が影響を与える可能性があることが新たな研究で明らかになりました。

イェール大学の研究チームは、レボドパの効果を高めるために使用される補助薬「COMT阻害薬」が、腸内細菌のバランスを変化させることを発見しました。

この変化により、「エンテロコッカス・フェカリス」という細菌が増殖し、レボドパを分解してしまう可能性があるとされています。その結果、薬が脳に到達する前に効果が弱まる恐れがあります。

これまで薬の相互作用は主に肝臓で起こると考えられてきましたが、本研究は腸内環境が重要な役割を果たすことを示しています。

また、腸内細菌の違いが患者ごとの薬の効き方の差につながる可能性も指摘されており、今後の個別化医療の観点からも注目されています。

研究者は、複数の薬を併用する際には腸内細菌の影響も考慮する必要があるとし、さらなる研究の必要性を強調しています。

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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